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生徒と話して思ったこと

先日、勉強が苦手と思われる生徒たちといろいろと話す機会がありました。

そこで、思ったことは、「どこどこ高校に行きたい」と言うモチベーション自体がない、と言うことです。つまり、高校の難度やら偏差値やらに価値観を持っていないと言うことです。これは、今、勉強ができていないから若干投げやりになっている部分もあるかもしれませんが、本心でもある気がします。

これから思うことは...

大企業に行きたいだろ?
それなら良い大学に行きたいだろ?
それなら偏差値の高い進学高校に行きたいだろ?

と言う発想が、そもそも無茶であると言うことです。そういうことで、子どもたちを引っ張ることが難しい時代になっていると言うことです。もちろん、そのような道を求め、勉強に励む子がいてもいい。うちの塾にも、そういう生徒はたくさんいます。しかし、全ての子どもがそうである必要がないわけです。

かと言って、これは、「別に大企業に行きたいと思っていないので、勉強しなくていい」と言うことではないと思います。勉強を頑張る理由がある一つに絞られる必要がないと言うことなんですね。別の理由をつくってやればいいんじゃないでしょうか?

もっと言えば、「中学の勉強までは基礎学力と思ってしっかりやる」でもいいのでは?

無理に、将来の何かに結びつけようとしすぎるから、無理が出る。例えば、80%がある程度の完成度と言うなら、500点中400点を誰もが、よしやってみよう!と思えばいいと思います。それで、それだけ打ち込んで、別に進学校以外の高校が希望ならそこに行けばいいんです。

よくある話で、「そんなにハイレベルなことを求めない」と言う親さんが、でも心の中では「平均くらいは取ってほしい、と言うか取れるよね?」と思っていると、いざ、中学のテストで200点以下になったりする、と言うものです。

これも、「別に東大に行って欲しいわけじゃないし...」と思っていることが、最終的に「そこまで勉強勉強でなくてもいいけど...」とお子さんに伝わり、最終的に相当低い点を取ってしまう。そうではなくて、「別に難関大に行って欲しいとかそういうこと抜きに、中学までは一生懸命勉強もやろうよ」と思えばスッキリします。そもそも難関大に行きたいかどうかは、子ども本人の問題です。

こういう考え方もできるよね、と自分で思って、自分でスッキリしました。これで、どんな生徒にもスッキリ「おまえらやるぞ!!!」と言えます(笑)

まずは、生徒と話をしてみることです。
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