年会費と言うのは何でしょう？

塾では、年度の切り替え時などに年会費とか更新料とかそういうものが発生することがあるそうです。

うちは、設定したことがないので、はっきりしたことは分かりませんが、生徒や親さんに聞くと、5千円〜２万円くらいの間が相場でしょうか。

なんでこんな話を書くのかと言うと、先日、うちの生徒が

「◯◯君がGIFTに来たいけど、この前、今の塾に年会費を１万払ったから、それがちょっともったなくって、すぐには来れないんだって」

と言っていたからなんですね（笑）

授業料以外で、何らかのお金を設定すると言うのは、正直なところ、引き止めのためだと思います。途中で冷暖房費などを徴収するのも、同じような目的でしょう。授業料以外に5千円支払ったなら1ヶ月くらいは、１万円支払ったなら3ヶ月くらいは、その塾にいないと、もったいないかなぁと思うのが、普通のご家庭の感覚ではないでしょうか？

それこそ、そういう塾の思うつぼ、なんですけどね。

昔は「やめる3ヶ月前に言わないといけない」と言うすごい塾の話も聞きました。その話をしてくれた親さんは、3ヶ月間、前の塾に授業料を払い続けながら、うちに移ってくれましたが・・・（ありがとうございます）

塾も経営をしていかないといけないのは分かりますが、3ヶ月前に「やめる」と言うなんて、普通の感覚では無理ですよね？その3ヶ月の間、教える先生も教えられる生徒にとっても、気まずい空気が流れます。日本人はきまずいのが嫌いですから、「それならもう卒業まで我慢しようかな・・・」となる場合もあるのでしょう。

そんな理由で、卒業までいてくれたとして、本当の意味でお互いメリットがあるのでしょうか？

となると、入塾金も、たいていは、入ってすぐにはやめさせないために設定しているところが多いと言えます。入塾金払ったら、やはり数ヶ月は在籍しないともったいない気持ちになりますよね。

もちろんGIFTは入塾金もありません。もったいないからと言う理由で通塾して欲しくないからです。指導内容に納得頂いて、通塾を継続してもらいたいんですね。

僕らは、教材も作りますし、大学入試まで対応して指導していますので、自分達にしかできないことをやっているつもりです。そういう塾に通いたいなと思う子が１６名だけ来てくれたら、僕らも生徒も一番幸せだと思います。