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3年前を思い出しながら・・・新年度準備中

3年前、GIFTも集団授業をして宿題を出していたわけですが、点数の上がる子と上がらない子が分かれてしまいました。

授業もしっかり聞いて宿題をやってきてくれる子は当然のように上がり、そうでない子は当然のように上がらないと言う・・・。

GIFTは当時から独自教材を作って補習もかなり多めと言う特徴もあったので

「これしっかりやってくれたら相当上がるんだけどな・・・」

なんて思ったりしてたんですが、どうにも行き詰まってしまいました。そのときは塾業界全体が「そういうことしっかりやれる子を最初からたくさん集めることができたら勝ち!」みたいな風潮がありましたね(今もあるかも、笑)。

それで僕らも考えに考えて・・・

授業しっかりやれないなら、やれるような環境は作れないか?→少人数授業に変更

宿題やってこなくて成績上がらないなら、宿題が絶対やれる環境はできないか?→演習日作って塾に来てもらってやる

と言うことで、今のような形になりました。

今の状態だと、今までの普通の塾が解決できてなかった問題を解決できているので、かなり安定して学力が上がります。

これを始めるときは「宿題やりたくない甘えん坊がたくさん来る塾になってしまうんかな?」と少し心配もあったので、当時の難関大学目指す高校生や学年1位の中学生にもいろいろヒアリングしたところ、みんな「その方が普通にやる気出るんですけど!!!」と言う話だったので改革を断行しました。

結果は成績の上がりも生徒募集も大成功でした。

新しく来てくれる子達も「宿題がないから楽したい、塾でもサボりたい」と言う子はいなくて「やらないといけないと思ってるけど、家では出来ないから・・・」とか「宿題もやれるようになりたいけど、自分一人でやってると本当にわからないとき進まなくて・・・」とか、実はやる気があるけどやれてないみたいな子の方が多かったですね。

これは本当によかったです。良い子達がたくさん来てくれて、どの校舎も雰囲気が良いです。

もうすぐ春期講習が始まりますが、4月時点での過去最高の人数でのスタートです。かの昔、定員でお断りが頻発して調子に乗りまくってた第一次GIFTバブル(笑)の時より断然多いのが自分的には感動(もう調子に乗りません)。

今年度も年度の途中に様々改革改善していく予定があります。まだまだ課題だらけ。さらなる生徒目線で塾運営できるように今後も頑張りたいと思います。

中3受験おつかれさま〜

中3のみなさん、高校入試おつかれさま!

本日は卒塾パーティ的なことをしてきました。

こうして多くの生徒と合格を分かち合えてよかったです。生徒が年々増えてますね〜!1つ下の学年は今年の中3よりすでに多いので、また1年がんばらねば!!!

みなさん、またいつでも塾に遊びに来て下さい。大学目指す子達は引き続きよろしく(-_^)

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小学生のかわいいお願い

チラシ入れておりませんけど、お問い合わせをいただいております。ありがとうございます。

先日も小学生の授業で

「じゅくちょ〜、あと5人来たいと言ってるけど、それだと定員オーバーですよね?だから1クラスを8人にして下さい!!!」

と生徒に言われてしまったのですが、無理です(笑)

でも、ありがたいですよね、友達を誘ってきてくれるのもうれしい限りです。

しかし、1クラスの定員(6名)は守らなければなりません。特に今、小6向けに新中1準備講座をやっていますと、その必要性をひしひしと感じます。

中学の新しい単元を進めますから、生徒にとってはまさに未知の内容。ですからミスも連発してきます。

英語なら、文の始め大文字、固有名詞大文字で始める、ピリオド、コンマ。数学なら、符号間違え、計算の手順自体を覚え間違え、などなど。また小学生から中学生になる難しいお年頃。自分の間違いに悪気なく気付かない男子生徒から、間違えているけど恥ずかしくてこっそりスルーしようとする大人しい女子など・・・(笑)

まさに一人ひとりをしっかり見なければいけないところです。

生徒増に備えて、どんどんクラスを作って定員を増やせればいいのですが、今年は全校舎的に昨年度の同時期よりかなり生徒数が多く、すでに4クラスに分けている学年もいくつかあります。ちょっとクラス増設も厳しい学年が多いです。

と言うことで、そろそろ出さないといけない募集チラシはこの学年はあと何名みたいな少なめ募集になってしまうところもありますが、よろしくお願いします。

宿題が悪影響との記事(笑

http://gigazine.net/news/20160309-homework-has-no-benefit/

twitterで流れてきた「子どもに宿題をさせると悪影響」と言う記事。

GIFTは宿題出さない塾と言われてますので「それ見たことか、GIFT正しい!」と書くと思ったでしょ?(笑)

いえいえ、それは短絡的過ぎます。

「宿題」と言われるものが何でもかんでもダメと言うわけではないのです。宿題にも良いものも悪いものもあるのです。

例えば、授業で習ったことを定着させるために「宿題」が出たとします。しかし、授業内容をしっかりわかってなかった場合は、家でいくら宿題を解こうとしても解けません。これは生徒が授業をしっかり聞いていなかったからかもしれませんし、塾がしっかり理解させる工夫が足りなかったかもしれません。もしくはその両方かもしれませんね。

どっちにせよ、これはもう意味のない宿題で、こんな形式でいくらたくさん宿題を出されても、効果はまったくありません。解けないのですから。

はたまた、志望高校とか志望大学が明確で、それに向けて必要な勉強をしたいと本人が思っている子もいます。塾もそれに向けて正しい課題を用意し、生徒がそれを納得すれば、やる気で取り組むでしょう。

これは確実に効果があり、良い宿題と言えるでしょう。

「宿題」なんてのはやれば効果があるわけではなくて、その中で「少しわからなかったもの」を「わかるようになる」経験があったときだけようやく効果があるのです。それが伴わない場合は、いくら量が多かろうが、ハイレベルだろうが、学力アップには効果ありません。

大量の宿題をこなして成績を上げている子はたくさんいますが、大量の宿題をやっているから上がっているのではありません。その中で上記のような「わからない→わかる」をたくさん経験しているから上がっているのです。

この「わからない→わかる」は、最初は自力で起こすことがなかなか難しいことが多いのです。だから、GIFTでは授業以外に演習日を設定して、そこで講師のいるところで演習を積みます(普通の塾さんが課す宿題を塾でやるということ)。

ほとんどの小中学生が家で宿題に取り組むとき、この「わからない→わかる」が起こせていないから、記事のような研究結果になったのでしょうね。確かにほとんどの子が起こせていませんから(汗)

宿題のあるなしでなくて、その内容が大切と言うことです。

高校入試当日・・・塾は新年度に向けて準備開始!(遅)

高校入試当日となりました。

昨日の最後の授業では、かなり安全な合格圏内の子でも「なんかちょっと心配になってきた・・・」なんて言ってましたので、なんだかんだ緊張しますよね。ここ1ヶ月で過去問も6年分解いて、解説+間違えた問題解き直し、としっかりやってきました。点数も安定してきました。解き直しをまとめたノートをお守りに頑張ってきて下さい。

さて、ようやくGIFTも新年度の準備に本格的に取りかかれます。

現在中1、2は普通に3学期の残った単元の授業をやっています。期末範囲にならなかった単元が普通に残っていますからね。

3月から新年度の内容になる塾さんの話も結構聞くのですが、それは形だけ新年度!として今の学年の内容をやっているのか?はたまた、本当に次の学年の内容をやっているのか?どっちなんでしょう?

3月から次の学年の内容をやるとなると、3学期の期末テスト前に今の学年の内容を終えていることになりますので、ちょっと非効率な気がします。期末テスト前は期末テスト範囲だけをやった方が点数アップには効果的ですから・・・。テスト範囲でないとこまでやってしまうのでしょうか?

この塾業界、ちょっと前までは

「期末終わったら間髪入れずに新年度入った感じにして、新しい教材配って、年間更新料みたいなのも早めに請求して転塾阻止!」

みたいなことが横行していたので、そうでないことを祈ります。

転塾阻止なんてしない方がいいですよ。そのご家庭にとって一番効果のあるところに通われるのが一番良いわけです。それぞれの塾がそれぞれの方針で一番成果を出せるご家庭に来てもらうのが、結果、生徒も塾もお互いに良いことになるのです。

もちろん、塾の力不足での退塾、これは猛反省。そこは上の話と分けて考えないといけません。

みんなの期末の答案を見ながら、そんなことを考えながら、新年度準備進めていきたいと思います。

あまり他の塾さんがやってないこと

中1、2の期末テストが返ってきてますが、GIFTでは全校舎の全生徒から答案を塾に出してもらってます。そしてそれを担当講師ですべて見ていって、生徒ごとのレポートを作っています。

答案を見ていくと

「さすが教えたところが全員できている!」
「前回指摘しておいた間違え方がなくなってきている!」

と言うポジティブな感想から

「毎年ここができていないな・・・」
「直前で対策したのでできていないな・・・」

と言うネガティブな感想までいろいろ出てきます。

それらを元に次の指導にいかしていくわけですね。これはあまり他の塾さんはやってないのではないでしょうか???

もちろん、教えている過程ですでに生徒ごとの課題点は分かっていたりします(1:6の少人数授業ですし)。導入の説明も基礎事項のテストも演習も講師でみているわけですから、かなり把握できているものです。

しかし、テスト本番では、いろいろな要因も組み合わさって、予想通りの結果にならないこともしばしば。だから実際の答案を見ることは大切だと思っています。

その代わりではないんですが「テスト後に全員の親さんと面談!」みたいな対応をまったくしてきていません。そのせいか稀に「GIFTさんは親に介入されたくないんですよね?」なんて言われたりしますけど、全然そんなことはありませんので、希望していただければ面談はいつでもしますm(_ _)m

確かにGIFTは塾内通信もないし、自塾への親さんへの情報発信は相当弱い気が・・・

なんと言っても、生徒さんの答案をすべて集めて分析していることを、自塾の親さんでも知らない人がたくさんいるくらいですので(汗汗)

新年度はここは対策していきたいと思います(具体的に準備中)

個別指導塾の秘密

最近、個別指導の塾さんからGIFTに移ってみえた何名かの親さんが仰っていたことですが

「個別指導は個別でみてもらえるかと思ったけど、例えば1:3だと時間の1/3しか個別でみてもらえない」

気付いてしまいましたか・・・

そんならGIFTは1:6だから、1/6しかみてね〜だろ!!!と言われそうですが、GIFTの6人のクラスは、同じ中学、同じ学年、学力もある程度そろえた状態の1クラスなので、学校学年レベル差がバラバラの子達を2人とか3人みるのとは違うわけです。

しかし別に1:2や1:3でも、やりようによっては効果があると思うのですけどね。GIFTも小学生の低学年はバラバラでみています。ただし、これは内容が中学ほど難しくないのと、学校の期末テストがないため学校の後追いでやれるから機能している面もあります。

だから、特に中学生の場合でも、ある程度自分のペースでしっかりやれて、宿題なども自分でしっかりやれて、個別の授業ではわからないところを効率よく質問して・・・と言う子は従来の個別指導でもよいのでしょうね。(あれ、これって個別指導を選ぶ一般的な基準と真逆のような・・・笑)

なんにせよ、個別指導の問題点は、時間が短過ぎることです。週1回80分で1教科。しかも1:1ではないからつきっきりではない。これで塾からの宿題も完璧にやり込んで来てくれればまだしも、少しでも甘いやり方をしたり、ましてはやってなかったりしたら・・・やっぱり力はつきませんよね。

だから例えば1:2でも1:3でもいいのですが、授業は個別でポイントを教えておいて、さらに質問対応できる講師がいる自習スペースで(半強制的に)宿題もやってから帰るとか言うのなら、結構良い個別だなぁ、と僕的には思います。僕の知り合いの個別の塾さんはそんなとこが多いですけど(他県ですが!)

実はこの形態の塾を考えたこともあったのですが、個別と言うことで単純に人件費がかかります。結局、授業料が高めの設定しかできないと言うことで、諦めた経緯があります。それが6人でやる授業なら、だいたいの子が頑張ればついてこれますし、そしたら授業料だって抑えられるし、と言うのが今のGIFTです。

こうして「三方良し」を標榜して始めたつもりですが、まずまず上手くいっていると思います。(もちろん改善点、反省点は無数にあります)

同じ学校、同じ学年、同程度の学力で、同じ単元を進める、それで6人くらいの授業ならちょうど良さそうと思ってもらえたら、GIFTは一番力になれるかと思います。

点数アップに必須な指導

点数アップに絶対に必要になってくる指導として

「生徒自身が解けるようになるまで解く」

と言うものがあります。

いくらわかりやすく何度も説明されても、生徒自身がそのあとわかるまで解く経験がないと、点数は上がってきません。ですから、例えば宿題があって、次の授業で説明されて「そういうことね、わかった!」となるだけでは、点数アップまではいけません。説明された後、自分で解く時間を取らないと、テスト本番でも解けないわけです。

だんだん、そういう話が出回るようになり、親さんの間でもそのような「気付き」が広がり始めると、塾も考えたもので

「成績を上げるには授業ではない!演習だ!」

と言って、演習ばかりをするようになったりもします。

しかし、これも極端な話です。確かに演習時間は大切ですが、授業だって大切です。授業は、まず単元の導入など、生徒がまだ知らない知識や解法を説明していく役割があります。いくら演習のときに学力がつくからと言っても、解くための知識や経験がまったくないのに演習だけしていては「そもそも解けようもないものを一生懸命解こうとしている」状態になってしまいます。

例えば、公式を使う問題を公式を知らずに一生懸命解こうとしているみたいなものですね。(公式は作れ!とかそういう例外はここでは置いておいて)

ですから、授業は授業で行い、その上で、定着のために自分で解けるまで解くと言う時間を取る必要があるのです。これはどちらが欠けてもいけません。

点数アップには「授業」と「演習」の両方が必須なのです。ですから、授業中にわからないままになっていては、絶対に点数は上がりませんし、演習が宿題の場合は、絶対にしっかりやっていかないといけません。GIFTの場合は演習の取り組み方にかなりうるさいため(確実に成果が出る方法を講師が見ているところでやってもらいたいため)、通常の塾が宿題に出す演習問題を授業とは別の日の演習日に塾で取り組んでもらっているのです。

お子さんの点数が上がらない場合は「導入内容が理解できているか?」「演習問題を自力で解けるまで解き直しているか?」この2つの基礎基本を見直してもらうとよいかと思います。

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